Posted on: 2014/02/14(金) - 12:59 By: omizu
先日、会社の定期健康診断がありました。
 
半日ほどかけてエコーを撮ったり採血されたりバリウムを飲んだりして体の「ポンコツ度」を確認するのですが、今回はオプションで「肺機能検査」を受けました。
 
この肺機能検査には通常の検査(胸レントゲン)に加えて肺のCT撮影や肺がんマーカー検査が含まれていて結構な追加料金が掛かったのですが、あえて受診してみたのはその中に「肺活量測定」というのがあったからです。
 
よく知り合いから「楽器(管楽器)やっているなら肺活量が多いんじゃない?」と問われることがあります。
まぁ、確かに私はロングトーンにはちょっと自身があるので(^^;)普通の人よりは多いかも、とは思います。
けど、正直肺活量なんて小学校の頃に保健室にあった肺活量計で一度だけ測定した記憶があるだけで、今どれだけの肺活量があるのかは正直わかりません。
 
 
厚生省によると肺活量の基準値となる「予測肺活量」というの計算式があって、
 成人男性の予測肺活量(ml)・・・(27.63-0.112×年齢)×身長(cm)
 成人女性の予測肺活量(ml)・・・(21.78-0.101×年齢)×身長(cm)
で計算できます。
 
ここで計算される数値に対して実際の肺活量が80%~120%の範囲にあれば問題無し、ということらしいです。
ちなみにコンマスみずたにの場合は約4150mlです。
 
で、実際の肺活量を測定したところ、なんと5650mlと基準値に対して36%も多い数値でした。
同じ年齢の成人男性よりは肺活量が多い、ということになります。
少なくとも「肺活量」だけは「ポンコツ」ではない、ということが分かりました(笑
 
 
ただ、肺活量が多いからといって音が良いとか演奏が上手くなるとかではなく、やはり普段から多い肺活量をいかに上手に有効に使うテクニックを身につける練習をする必要があると思います。
 
ようするに「呼吸法」と呼ばれるところです。
管楽器奏者には欠かせないトレーニングなのですが、これについてはまた別の機会にお話させていただきます。