マンボは「ルンバ、チャチャチャ」の項でお話したように、ルンバにジャズの要素を取り入れて1930年代後半に作られた音楽です。「マンボNo.5」にもあるように「ア~~~~、ウッ!」という掛け声が入ったりコンガなどのパーカッションがリズムをリードすることが多く、陽気な雰囲気のラテン曲です。

サルサは、基本的にはほとんどマンボと同じです。これは音楽的に見ても踊り的に見ても若干の違いはあれど大差はありません。唯一の違いはテンポの違いでして、マンボに比べて少しだけ早く、チャチャチャのテンポかそれより少し早くしたイメージ(120~136拍/分)になります。(大雑把な解説ですいません。細かいところでは全く違うかもしれませんが・・・詳しい方、ぜひ教えてください。)

どちらも「競技ダンス」の曲ではなく「パーティーダンス」として分類されていますので、競技ダンスのようにかしこまらず気軽で陽気な曲のノリで踊れることもあって、特にサルサは社交ダンスを知らない若い人たちの間でブームになっています。 サルサだけを演奏して飲んで踊れる「サルサ バー」なんて店も流行っているので、気軽に聴いて踊れるダンス音楽として今後も人気が続くのでは、と思います。